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10秒ノットの結び方|ジギングで覚えたい最速ノットをシングル・ダブルで解説

ノット(結び方)シリーズ、2本目です。
前回はクリンチノットをご紹介しましたが、今回はジギング向けに特化した「10秒ノット」をご紹介します。
「ジギングって難しそう…ノットも複雑なんちゃうの?」と思っていた方、安心してください。このノットはその名の通り、慣れれば本当に10秒ほどで結べる、超実践的なノットです。
今回は釣り師・山本啓人さんのYouTube動画を参考に、シングルバージョンとダブルバージョンの2種類を解説します。
10秒ノットってどんなノット?
10秒ノットの特徴を一言で表すなら、「超速くて、超強くて、超楽ちん」です。
山本啓人さんの動画では、このノットを近海ジギングからライトジギングまで幅広く使える汎用ノットとして紹介されています。
結び方のバリエーションは2種類。
| バリエーション | 向いている場面 |
|---|---|
| シングル | 近海ライトジギング・数釣り |
| ダブル | 大型魚狙い・より強度が欲しい場面 |
まずは基本のシングルを覚えて、慣れてきたらダブルに挑戦するのがおすすめです。
基本のシングルバージョン
近海でのライトジギングなど、普段使いに十分な強度があります。ステップ数も少ないので、最初に覚えるならこちらから。
手順
- リングにリーダーを通す
スナップやリングに、手前から向こう側(上から)リーダーを通します。 - 1つ目の輪を作る
本線の下側にリーダーの端を回して、輪っかを1つ作ります。指でしっかり押さえてキープしておきましょう。 - 2つ目の輪を作る
1つ目の輪の上に、もう1つ同じように輪っかを重ねて作ります。 - 端を通す
リーダーの端を、リング側(奥側)から手前に向かって、作った2つの輪っかにまとめて通します。ここが10秒ノットの核心部分。一度でスルッと通せるよう、角度を意識してみてください。 - 湿らせて締め込む
結び目に唾液や水をつけて滑りをよくしてから、ゆっくり丁寧に締め込みます。摩擦熱でラインが傷むのを防ぐため、必ず湿らせてから締めるのがポイントです。 - (オプション)ハーフヒッチで補強
「もう少し安心感が欲しい」という場合は、最後にハーフヒッチを1〜2回追加しておくと固定がより確実になります。慣れないうちは補強しておいて損はないです。
強度重視のダブルバージョン
大型の青物を狙う場面や、より強度が欲しいときはダブルバージョンに切り替えましょう。基本の流れはシングルと同じですが、最初のひと手間が大きく変わります。
手順
- リングに2回通す
リングにリーダーを2回通して、リング部分の糸を二重にします。ここがシングルとの一番の違いです。 - 重なりを整える(超重要)
リングにかかっている2本の糸が重ならないように並べてください。糸が重なった状態で引っ張られると、互いが潰し合ってラインブレイクの原因になります。ここを丁寧にやるかどうかで強度がぜんぜん変わってくるので、面倒でも省かないでください。 - 輪を作って通す
シングルと同様に、本線に対して輪っかを2つ作り、リーダーの端を裏側から2つの輪っかに通します。 - 湿らせて締め込み、補強して完成
形を整えながら締め込み、最後にハーフヒッチで補強して完成です。ダブルバージョンはハーフヒッチの補強を省かないようにしましょう。
共通のポイントまとめ
必ず湿らせること
締め込む前に唾液や水で湿らせる習慣をつけてください。摩擦熱がラインにダメージを与えるので、これを省くと強度が落ちます。乾いたまま一気に締めるのはNGです。
シングルとダブルの使い分け
| 場面 | 使うバージョン |
|---|---|
| 近海ライトジギング・数釣り | シングル |
| 大型青物・負荷が高い場面 | ダブル |
普段の釣りはシングルで十分。「今日はちょっと大物狙いたいな」というときにダブルに切り替える、というイメージで使い分けると迷いません。
まとめ
このシリーズ、改めて振り返るとこんな流れになっています。
- クリンチノット:イカメタル向け定番。シンプルで覚えやすい。
- 10秒ノット:ジギング向け最速ノット。シングル・ダブルで使い分け。
10秒ノットはその名の通りスピードが最大の武器です。ジギングは手返しの速さが釣果に直結するので、船上でサクッと結べるこのノットを覚えておくと間違いなく役立ちます。
最初はゆっくりでOK。回数をこなすうちに指が勝手に動くようになりますよ。
参考動画
本記事は、山本啓人さんのYouTube動画「ジギング簡単最強10秒ノット」を参考に作成しています。実際の手の動きは動画でぜひ確認してみてください。