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オモリグの釣り方入門|仕掛け・タックル・誘い方・アタリの取り方を実体験で解説
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「オモリグを始めてみたいけど、道具は何を揃えて、どう誘えばいいの?」
この記事では、宮津・舞鶴の船で私が実際にやっているオモリグの釣り方をひととおり——仕掛けとタックル、キャスト、誘い方、タナ、アタリの取り方まで——まとめます。オモリグは私にとって、大剣サイズ(大型のケンサキイカ)を狙う本命の釣り方であり、船中がスレきった夜の切り札でもあります。実際にオモリグへの切り替えでケンサキ10杯まで巻き返した夜もありました。
「そもそもオモリグって何?イカメタルとどう違うの?」という方は、先に オモリグとは?イカメタルとの違いと使い分け をどうぞ。
※あくまで私の個人的なやり方です。宮津・舞鶴の船の上で実際にやってきた内容として読んでもらえたらうれしいです🦑
オモリグの仕掛けはシンプル
オモリグの仕掛けは、道糸側から順にこうつながっています。
- 道糸(PEライン)とリーダー(フロロカーボン3号を70cm程度)をFGノットで結束する(結び方は FGノットの結び方を初心者向けに図解 をどうぞ)
- リーダーの先に、市販の「オモリグリーダー」(オモリグ用の仕掛け)を結ぶ
- オモリグリーダーのサルカン部分にオモリを、先端のスナップにエギを1個だけ付ける

スッテを2〜3本ぶら下げるイカメタルと違って、エギ1個だけ。オモリの重さでまっすぐ沈めて、その先のエギをふわふわと漂わせるイメージです。仕掛け部分は「オモリグリーダー」という名前で市販されていて(絡み防止パイプやエギ交換用のスナップが最初から付いています)、それを買えばOK。自作しなくても大丈夫です。
タックル:私が実際に使っている道具
私のオモリグタックルはこんな構成です。
| 道具 | 私の場合 |
|---|---|
| ロッド | オモリグ専用の7フィート・レギュラーテーパー(竿全体が曲がる調子) |
| リール | スピニングリール(キャストするため) |
| 道糸 | PE0.8号(10mごとに色が変わるタイプが便利) |
| リーダー | フロロカーボン3号を70cm程度(PEとFGノットで結束) |
| 仕掛け | 市販のオモリグリーダー(サルカン+スナップ付き) |
| オモリ | 基本20号。潮が速いときは25号に変更 |
| エギ | 2〜2.5号のナチュラル系カラーを1個 |
私が使っているのは、メジャークラフトのクロステージ・オモリグ専用モデルです。イカメタルロッドとの一番の違いはキャストのしやすさで、専用モデルなら軽く投げるだけできれいに飛んでくれます。
エギ選び(号数・カラー・必要な本数)については オモリグ用エギの選び方 で詳しく書いています。私の基本は2.5号のナチュラル系。いつも先発で投入するのがこちらです。
キャストのコツ:思いっきり投げなくていい
オモリグ最大の強みは、キャストして広範囲を探れることです。船の真下しか探れないイカメタルと違い、まわりの海をぐるっと探索できます。
とはいえ、エギングのようにフルキャストする必要はまったくありません。振り子の要領で、ふわっと軽く投げるだけ。20号のオモリが付いているので、それだけでそこそこ飛びます。夜の船上で思いっきり振りかぶるのは、隣の人との距離も近くて危ないですからね。周囲を確認して、軽く、で十分です。
基本の誘い方:「シャクってステイ」の繰り返し
私の誘いは、とてもシンプルです。
- キャストしたら、まず着底させる(糸がフッとたるんだら着底の合図)
- 2〜3回シャクって、ステイ(ピタッと止めて待つ)
- また2〜3回シャクって、ステイ
- フォールで沈め直して、また2〜3回シャクってステイ
- あとは2〜4の繰り返し
シャクリで「ここにいるよ」とエギに気づかせて、ステイで抱かせる。イカが乗ってくるのはほぼステイ中なので、ステイは最低でも10秒、じっくり待ってください。オモリが先に沈んでいる分、ステイ中のエギはリーダーの範囲でふわ〜っと漂います。このナチュラルな動きこそオモリグの真骨頂で、イカメタルにスレたイカが思わず抱いてしまう理由です。
タナは「底付近」が基本
イカメタルではタナ(イカのいる深さ)探しが釣果を分けますが、オモリグの場合、私はあまりタナを合わせません。基本はずっと底付近です。
理由ははっきりしていて、狙いたい大剣サイズは底付近にいることが多いからです。着底からの「シャクってステイ」で、底から数mの範囲をネチネチ探るのが私の基本パターンです。
タナを取るのは、イカメタルの反応が悪くなって途中からオモリグに切り替えるような場面です。そのときはイカメタルでアタリのあった水深を目安に、PEラインの色分け(10mごとに色が変わる)でだいたいの深さを合わせて釣り始めます。
アタリの取り方:穂先を「叩く」アタリを即アワセ
オモリグのアタリは、イカメタルと同じく穂先に出ます。私の経験では、コンコンと穂先を叩くようなアタリが一番多いです。イカメタルの「モゾモゾ」「フッと軽くなる」といった繊細なアタリに比べると、わかりやすい部類だと思います。
穂先を叩くアタリが出たら、迷わず即アワセ。イカは吸い込むのではなく触手でエギに触ってくるので、待っても針掛かりは深くなりません。ここはイカメタルと同じ考え方です(詳しくは 夜のイカメタル|アタリの取り方と即アワセのコツ をどうぞ)。
オモリグが活きる3つの場面
私が「今日はオモリグだ」と判断するのは、主にこの3つの場面です。
- ① 実釣スタート直後:まだ集魚灯が効いていない時間帯、イカは底付近に散らばっています。キャストで広範囲を探れるオモリグの独壇場です
- ② 大剣サイズを狙いたいとき:大剣は底付近や、集魚灯の光が届くギリギリの「光と暗闇の境目」にいます。キャストでその境目を直接撃てるのはオモリグだけです
- ③ 船中がイカメタルでスレきったとき:みんなの仕掛けを見飽きたイカに、ナチュラルに漂うエギを見せると反応が変わります
③の「スレた夜の立て直し」は 釣れない夜の7つのチェックポイント でも最後の切り札として紹介しました。あわせてどうぞ。
初心者がつまずきやすい2つのポイント
- キャストを頑張りすぎる:思いっきり投げなくていいです。振り子でふわっと。飛距離より、安全と仕掛けの絡み防止が大事です
- ステイが短すぎる:イカメタルと共通の、一番多いもったいないパターン。ステイは必ず10秒以上。「ちょっと長いかな」と感じるくらいでちょうどいいです
まとめ:オモリグの釣り方
| 項目 | 基本 |
|---|---|
| 仕掛け | PE→フロロ3号(FGノット)→市販オモリグリーダー。オモリ20号(潮速なら25号)+ナチュラル系エギ1個 |
| キャスト | 振り子でふわっと。フルキャスト不要 |
| 誘い | 着底→2〜3回シャクってステイ→フォール→繰り返し |
| ステイ | 最低10秒。乗るのはステイ中 |
| タナ | 底付近が基本(大剣は底にいる) |
| アタリ | 穂先を叩くアタリを即アワセ |
| 出しどころ | 開始直後・大剣狙い・スレた夜 |
オモリグは「投げて、シャクって、待つ」だけのシンプルな釣りですが、大剣サイズへの近道でもあります。イカメタルとオモリグ、両方の引き出しを持っておくと夜の釣りがぐっと立体的になりますよ。シーズン情報は 舞鶴・宮津イカメタルの時期ガイド をどうぞ🦑
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