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FGノットの結び方|PEラインとリーダーを最強に結ぶノットを丁寧に解説

FGノットの結び方|PEラインとリーダーを最強に結ぶノットを丁寧に解説

ノット(結び方)シリーズ、3本目です。

クリンチノット、10秒ノットと紹介してきましたが、今回はいよいよ「FGノット」に挑戦します。

「FGノット、難しそうで避けてた」という方、正直めっちゃ多いと思います。実際、最初はちょっとだけ複雑に感じるかもしれません。でも、一度覚えてしまえば現場でも迷わず結べるようになる、海のルアーフィッシングで最もポピュラーなノットです。

今回はヤマリア「釣り百科」の解説をベースに、イカジギ部の独自の手順を取り入れて分かりやすく整理してご紹介します。

FGノットってどんなノット?

FGノットは、PEラインとリーダー(フロロカーボンやナイロン)を結ぶためのノットです。

特徴をひと言で言うなら、「強さと結び目の小ささ」。強度が高い上に、ガイドへの引っかかりが少ない細い結び目に仕上がるのが最大の魅力です。

エギング・シーバス・ジギングなど、海のルアーフィッシング全般で定番として使われています。イカメタルにもちろん使えますし、これひとつ覚えておけばほぼすべての釣りに対応できます。

FGノットの結び方

ステップ数は多く見えますが、大きく分けると「編み込み」「仮締め」「本締め」「エンドノット」の4つのフェーズで構成されています。流れを意識しながら読んでみてください。

フェーズ1:編み込み(ステップ1〜10)

ここがFGノットの核心部分です。PEラインにリーダーを編み込んでいきます。

  1. PEラインの端を、右手の人差し指に10回巻き付ける
    まずPEラインの端部分を人差し指にしっかり巻き付けます。指から外れないよう、しっかりめに巻いておきましょう。
  2. 少したるませて、小指にも10回巻き付ける
    人差し指と小指の間に少し余裕(たるみ)を持たせた状態で、今度は小指に10回巻き付けます。
  3. 拳を握り、巻いたラインが緩まないようにする
    巻き付けたラインがほどけないよう、拳をしっかり握ります。この状態をキープしたまま次のステップへ。
    拳を握り、巻いたラインが緩まないようにする
  4. PEラインの輪の中に、下側からリーダーラインを3cm出す
    人差し指と小指の間に作ったPEラインの輪の中に、下側からリーダーラインを通し、3cmほど端を出します。
    ※その時、左手の甲が上になっている状態です。
    PEラインの輪の中に下側からリーダーラインを3cm出す
  5. PEラインとリーダーラインの接点を親指と人差し指でつまむ
    2本のラインが交差している部分を、親指と人差し指でしっかりつまみます。ここを基点にして次の動作を行います。
  6. つまんだ状態で左手を半回転・上に回す
    つまんだまま、左手の平を上に向かって半回転させます。
  7. 輪の中にリーダーラインを上から下側に通す
    できた輪の中に、リーダーラインを上から下側に通します。
  8. 左手の甲が上側に半回転・戻す
    今度は左手の甲が上にくるように逆方向に半回転戻します。
  9. 輪の中に、リーダーラインを下から上に通す
    再び輪の中にリーダーラインを通しますが、今度は下から上に向けて通します。
  10. ④〜⑨を1セットとして、5回繰り返す
    上記の動作を5セット繰り返します。合計で編み込みが完成します。
    5セット終わったら、PEラインの端線を20cm残してカットします。

フェーズ2:仮締め(ステップ11〜13)

  1. 形を整える
    編み込んだ部分がきれいに並ぶよう、形を軽く整えます。
    形を整える
  2. PEラインの端線をリーダーラインにハーフヒッチで3回結ぶ
    カットして残したPEラインの端線を使い、リーダーラインにハーフヒッチで3回結びます。このとき1回ずつ丁寧に締め込むのがポイントです。
    ハーフヒッチで3回結ぶ(1)
    ハーフヒッチで3回結ぶ(2)

フェーズ3:本締め(ステップ14〜16)

  1. リーダーラインを5cmほど残してカット
    編み込み部分の端に残っているリーダーラインを、5cmほど残してカットします。
    リーダーラインを5cmほど残してカット
  2. リーダーラインをライターで少し炙り、コブを作る
    カットして残したリーダーラインの端をライターで少し炙って、コブを作ります。
    炙りすぎは厳禁です。少しだけ炙るだけで十分なので、様子を見ながら慎重にやってみてください。
    リーダーラインをライターで炙る(1)
    リーダーラインをライターで炙る(2)
  3. リーダーラインとPEラインの両端を引っ張り、固定する
    リーダーラインとPEラインの両端をそれぞれ引っ張り、PEラインがリーダーラインのコブに引っかかるようにして固定します。
    両端を引っ張り固定(1)
    両端を引っ張り固定(2)

フェーズ4:エンドノット(ステップ17〜19)

  1. PEラインの端線を、PEラインの本線にハーフヒッチで10回編み込む
    残しておいたPEラインの端線を使い、本線にハーフヒッチで10回編み込みます。1回ずつ丁寧に、しっかり締め込みながら進めましょう。
    ハーフヒッチで10回編み込む
  2. 編み込んだPEラインがバラけないようにエンドノットを行う
    10回の編み込みが終わったら、最後にエンドノットで固定します。これで編み込み部分がほどけるのを防ぎます。
    エンドノットを行う
  3. PEラインの端線をぎりぎりでカット
    最後に残ったPEラインの端線をできるだけ短くカットして完成です!
    端線をぎりぎりでカット

覚えておきたいポイントまとめ

ハーフヒッチは1回ずつ丁寧に

ハーフヒッチの締め込みが甘いと、後から緩みの原因になります。一気にやろうとせず、1回1回確認しながら締めましょう。

リーダーの炙りすぎに注意

リーダーラインをライターで炙ってコブを作る際は、少しだけ炙るだけで十分です。炙りすぎるとラインが傷んで強度が落ちるので、様子を見ながら慎重にやってみてください。

最初は陸上でゆっくり練習する

FGノットは慣れるまで時間がかかります。最初は船の上ではなく、家や釣り場に着く前に陸上でゆっくり練習するのがおすすめです。指が覚えてくれば、現場でもサッと結べるようになります。

まとめ

ノットシリーズ3記事を振り返ると、こんな使い分けになります。

ノット向いている場面
クリンチノットイカメタル向け。シンプルで覚えやすい定番。
10秒ノットジギング向け。手返し重視の最速ノット。
FGノットPEとリーダーの結束。強度最強の定番ノット。

FGノットは覚えるまでが少し大変ですが、一度身につけてしまえば一生使えるノットです。まずは家でゆっくり練習して、「あ、これやな」という感覚をつかんでみてください。

参考資料

本記事はヤマリア「釣り百科」のFGノット解説をベースにイカジギ部の独自の手順を取り入れ作成しています。

監修:西野弘章氏

エフジーノット【FGノット】|釣り百科 – ヤマリア

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