※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれる場合があります
イカメタル初挑戦で1杯撃沈…舞鶴の夜海で痛感した「アタリが分からない」という壁

釣りを始めて30年。川でのヘラブナ釣りに始まり、バス釣り、ショアジギング、そして船釣りへ。魚のアタリを感じる感覚には、それなりの自信がありました。
それが、イカの前では完全に通用しませんでした。
2023年6月、舞鶴から出船するイカメタル船に初めて乗船。結果は1杯。一緒に乗船していた常連さんは50杯以上を抱えて帰っていきました。ほんまに、あの夜は悔しかったです。この記事は、その夜の話です。
当日の状況
出船は夕方。舞鶴湾を抜け、日本海へと向かいます。6月はイカメタルのシーズンイン。水温が上がり、ケンサキイカが釣れ始める時期です。
集魚灯が海面を照らし出すと、船は静かに流し始めました。周囲の釣り人が次々と竿を曲げています。「お、もう釣れてるやん」と思いながら、私は必死に竿を上下させました。
しかし、何も感じません。全く。
「アタリが分からない」という想定外の壁
魚釣りのアタリは分かりやすいです。ウキが沈む、穂先が引っ張られる、道糸が走る。何かしらの「変化」があります。
イカメタルは違いました。
聞いてはいましたが、本当に「乗った」のか「乗っていない」のかが全く分かりません。竿を聞き上げるたびに「今のはイカか?重さか?」と首をかしげ続けました。確信を持てないまま合わせを入れられず、チャンスをことごとく逃し続けた夜でした。
結果、釣れたのは終盤の1杯のみ。それも竿先を叩くような明確なアタリで、ようやく気づいた始末です。我ながら情けなかったですね。
撃沈から学んだこと
帰宅後、悔しくて色々と調べました。そこで初めて、自分が何を間違えていたかが分かりました。
① 竿先の変化でアタリを取る
イカメタルのアタリは竿先に出ます。竿先をコツコツと叩くようなアタリ、ふっと軽くなるようなアタリ、グッと入り込むようなアタリ。魚とは全く異なる感覚で、慣れるまでは「これがアタリなのか?」と戸惑うことも多いです。
特に注意したいのが「ふっと軽くなる」アタリです。外れたんかな?と思いがちですが、これはイカが抱いたサイン。見逃さずにしっかり合わせましょう。
② ステイを制する者がイカメタルを制する
当時の私は「釣れない=動かす」と思い込んでいました。しかしイカメタルで最も大事なのは、アクションではなく「ステイ」です。誘いを入れた後、10〜20秒はしっかり止めて待ちましょう。イカはアクションで興味を持ち、ステイ中に抱いてきます。動かし続けている限り、イカに食わせる間を与えられていなかったんですね。
③ とにかく違和感を感じたら合わせる
「これはアタリか?」と考えている間に、イカは離してしまいます。重さの変化でも、引っかかり感でも、何か少しでもおかしいと感じたら迷わず合わせましょう。空振りしてもええんです。それがイカメタルの鉄則です。
それでも、また乗りたいと思った
1杯で撃沈した夜は、正直かなり恥ずかしかったです。釣り歴30年のベテランのつもりが、周りに完全に置いていかれる感覚。
でも、帰りの車の中で気づきました。「悔しい」と思えるということは、それだけ楽しかったということです。
あの夜の海の空気、集魚灯に照らされた漆黒の海面、竿を構える緊張感。もう一回あの船に乗りたい、という気持ちが消えませんでした。これがイカメタルにハマるきっかけになった夜の話です。次回釣行に向けた準備と結果は、また別の記事でご報告します。