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タックル・道具

ダイワ 26エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・J 実釣インプレ|30号でもしっかりシャクれた【舞鶴・冠島】

ダイワ 26エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・J 実釣インプレ|30号でもしっかりシャクれた【舞鶴・冠島】

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先日、ダイワ 26 エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・Jの購入レポを書きました。あの時点ではまだ実釣前で、「使ってみたら別記事で報告しますね」とお約束していた1本です。

ついに実戦投入してきました。舞鶴出船、冠島周辺の夜のイカメタルです。

結論から言うと、買ってよかったです。特に「潮が速い日に30号の鉛スッテをしっかりシャクれる」という点は、宮津・舞鶴で釣る人にとってかなり大きな武器になります。

ただ、正直に感じた「この人には合わないかも」というポイントも1つありました。良いところだけ並べても参考にならんと思うので、そこも含めて書きます🦑

エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・Jのグリップとリールシート
エメラルドグリーンのグリップまわり。所有欲を満たしてくれます

釣行データ:渋い夜に17杯

まずはこの日の状況から。ロッドのインプレは状況とセットでないと意味がないので、細かく書いておきます。

項目内容
日付2026年7月19日(日)
場所舞鶴出船・冠島周辺
水深約70m
天気晴れ・凪(最後の1時間だけ少し波あり)
少し速い
鉛スッテ25号 → 途中から30号
釣果17杯(うちエメラルダスで15杯・オモリグで2杯)
サイズ中剣1杯・大剣1杯・あとは胴長20cm前後

この日は同船者10名で竿頭が27杯。数字だけ見るとそこそこですが、船全体としては結構渋い日でした。爆釣の日ではなく、渋い日に使ったインプレだと思って読んでください。

舞鶴沖・冠島周辺の夕暮れの海
この日のポイントは舞鶴沖の冠島周辺。日が暮れる前の海です

この日の流れ:オモリグで2杯 → 浮いてからエメラルダスで15杯

私はイカメタルに2本のロッドを持ち込んでいます。

  • メジャークラフト クロステージ CRXJ-S702H/OMORIG(オモリグ用・パワー型)
  • ダイワ エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・J(イカメタル用・今回の主役)

購入レポで「こう使い分ける予定です」と書いた2本体制を、この日そのまま試してきました。

前半:まだ明るい時間帯はオモリグ

イカはまだ底付近にいる時間帯。ここはCRXJでオモリグ、底を中心に広く探って2杯。想定どおりの立ち上がりでした。

オモリグで釣れたケンサキイカ
前半はオモリグで2杯。明るいうちはイカが底付近にいました

オモリグのやり方そのものは オモリグの釣り方入門 にまとめています。使っているのはこのロッドです。

後半:イカが浮いてきてエメラルダスの出番

ポイントを移動して集魚灯を焚き、しばらくするとイカが浮いてきます。ここでエメラルダスXに持ち替え。ここからが本番でした。

最後の1時間半で15杯。

購入レポで書いた「CRXJで状況を作って、活性が上がったらエメラルダスで数を伸ばす」という皮算用が、初回にしてほぼそのままハマってくれました。渋い日でこれなら上出来やと思っています。

夜の船上、エメラルダスXで釣れたケンサキイカ
イカが浮いてからはエメラルダスXにチェンジ。ここから一気に伸びました

※この日のシャクリ方(30cm幅・脱力してふわふわ・15秒ステイ)は イカメタルのシャクリ方 に詳しくまとめています。

① 4時間シャクって、腕は疲れませんでした

購入レポで「軽い、これなら疲れにくそう」と書きました。ここは期待どおりでした。

この日は約4時間シャクり続けて、腕の疲れはほぼゼロ

イカメタルは「シャクって止める」をひたすら繰り返す釣りです。腕が疲れてくると、シャクリの幅も、ステイで穂先を止める精度も、どんどん雑になります。疲れない=最後まで同じ釣りができるということなので、軽さは想像以上に釣果に直結します。

後半1時間半で15杯釣れたのも、その時間帯に腕が元気やったからやと思っています。

エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・Jにベイトリールを装着した状態
リールを付けた状態。この組み合わせで4時間シャクっても腕は疲れませんでした

② 30号でもしっかりシャクれる。潮が速い日の安心感

このロッド最大のポイントです。

この日は潮が少し速く、25号の鉛スッテだと同船者とオマツリしやすい状況でした。仕掛けが流されて、隣の人のラインと絡む、あれです。夜の船の上でオマツリをほどく時間ほどもったいないものはありません。

そこで30号に変更したところ、オマツリがピタッと止まりました。

問題は「重くしたぶん、竿がシャクれるかどうか」ですが——30号でもまったく問題なくシャクれました。バットにしっかり張りがあって、重い鉛を持ち上げても竿が負けません。

スペック上は150g(約40号)まで対応で、今回40号は使っていませんが、30号を軽々シャクれる感触からすると、40号もいけるやろうという手応えでした。

エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・Jのブランクに印字された適合スペック
ブランクの印字。JIG WT:40-150g/10-40号とあります

宮津・舞鶴エリアは潮が速いことで知られています。「潮が速い日に号数を上げても釣りが成立する」というのは、このエリアで釣る人にとって本当に価値のある性能です。

③ モゾモゾ系のアタリもちゃんと見えた

イカメタルで一番多いのが、穂先がモゾモゾッと小さく動くアタリ。潮の重みと勘違いしやすい、あの繊細なやつです。

このアタリ、しっかり見えました

エメラルダスXは「MLB」=ミディアムライトのベイトモデルで、バットは強いのに穂先は素直に入ってくれます。バットは強い・穂先は繊細という、イカメタルにとって理想的なバランスです。

30号の重い鉛をぶら下げていても穂先の変化が消えないので、重めの号数を使う日ほどこの恩恵は大きいと感じました。

※アタリの見分け方はこちら → 夜のイカメタル|アタリの取り方と即アワセのコツ

④ スパイラルガイド:ライントラブルは「ゼロ」でした

購入前に一番期待していたのがこれです。

結果、この日のライントラブルはゼロ。1回もありませんでした。

夜のイカメタルは手元が見えません。その暗い中でラインがガイドに絡むと、ライトを点けて、絡みをほどいて……と、下手すると時合いを丸ごと逃します。それが1回も起きなかったというのは、地味ですが本当にありがたい。

ベイトリールでのトラブルが不安な人には、この一点だけでも選ぶ理由になると思います。

エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・Jの全体像とスパイラルガイド
ガイドが螺旋状に配置されたスパイラルガイド仕様です

⑤ 掛けたあとの乗り:バラシ2杯、ホールドは良好

この日のバラシは2杯

イカは触手で抱きついてくるだけなので、ある程度のバラシはどんな竿でも避けられません。そのうえで、掛けたあとはしっかり乗ってくれている感触がありました。巻いている途中でスッと軽くなる、あの嫌な感じはほとんどなかったです。

穂先が入ってイカの重みを受け止めつつ、バットで支えて浮かせてくれる。乗せてからのやり取りは安心感がありました。

正直に:20号前後がメインの人には「強め」かもしれません

ここが唯一、気になった点です。

購入後にネットのレビューを見ていたら、「20号前後を中心に使いたい人には、65MLB-Sは少し強めに感じることがある」という声がありました。

実際に使ってみて、これは確かにそうかもしれないと思いました。

私はこの日25号→30号と使いましたが、30号がいちばん気持ちよくシャクれる印象でした。逆算すると、20号くらいの軽い鉛スッテだと、竿が勝ってしまって気持ちよくシャクれない可能性があるなと。

これはスペック表を見ても納得できます。エメラルダスX IKAMETALはベイトモデルが3本あり、それぞれ適合する鉛スッテの号数が違うんです。

モデル適合鉛スッテ号数のイメージ
65ULB-S・J5〜25号(20〜95g)軽い号数中心・乗せ重視の軟らかいモデル
65LB-S・J8〜30号(30〜115g)中間。幅広く使える万能型
65MLB-S・J(今回の竿)10〜40号(40〜150g)重い号数・深場・速潮向き

私が使った65MLB-S・Jは、スペック上は10号から使えることになっていますが、竿の張りからすると本領は25〜40号という感触です。20号前後がメインなら、65LB-S・J(8〜30号)のほうがど真ん中で気持ちよく振れるはずです。

このロッドが向いている人

  • 宮津・舞鶴・丹後など、潮が速いエリアで釣ることが多い
  • 水深が深く、25〜40号の重めの鉛スッテを使う機会が多い
  • ベイトのライントラブルを減らしたい
  • 長時間シャクるので軽さ重視

別のモデルを検討したほうがいい人

  • 15〜20号前後の軽い鉛スッテがメインのエリアで釣る
  • 浅場中心で、繊細な釣りをメインにしたい

その場合は、同じエメラルダスX IKAMETALの65LB-S・J(8〜30号)、もっと軽い号数中心なら65ULB-S・J(5〜25号)が候補になります。竿の見た目も性能もシリーズで共通なので、自分のホームで何号の鉛スッテを使うことが多いか、そこだけ先に確認してモデルを選べば失敗しません。

ちなみに私が65MLB-S・Jを選んだのは、宮津・舞鶴が潮の速いエリアで、実際この日も25号→30号と重くしていく展開やったからです。エリアと竿が噛み合うと、釣りは本当にラクになります。

まとめ:宮津・舞鶴で使うなら、かなり良い1本

初実釣を終えての結論です。

  • 4時間シャクっても腕が疲れない軽さ
  • 30号の鉛スッテでもしっかりシャクれるバットパワー
  • 重い鉛でもモゾモゾ系のアタリが見える穂先
  • スパイラルガイドでライントラブルはゼロ
  • 掛けたあとのホールドも良好
  • ただし20号前後がメインの人には強めに感じるかも

購入レポで「エントリーモデルとは思えない質感」と書きましたが、実釣を終えた今の感想は「見た目だけやなく、中身も完成度が高い」です。潮が速い丹後エリアで使うなら、価格を考えると相当お買い得な1本やと思います。

これからイカメタルを始める方、ベイトタックルの1本目を探している方は、自分のエリアで何号の鉛スッテを使うかだけ確認したうえで、候補に入れてみてください🦑

購入前の第一印象やスペックの詳細は ダイワ 26エメラルダスX IKAMETAL 65MLB-S・J購入レポ に書いています。シーズンや時期の情報は 舞鶴・宮津イカメタルの時期ガイド をどうぞ。


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